竹炭に使用される竹材

竹炭の材料となる竹は日本国内では、孟宗竹(モウソウチク・モウソウダケ)と真竹(マダケ)を使用することが圧倒的に多く、8割以上と言われています。 中国の揚子江下流の江南地方から伝えられた品種で、高さは10~20メートル、直径は8~20センチと太く、肉厚な国内最大の品種です。北海道を北限に南は鹿児島まで各地で栽培されています。材質は真竹と比較すると脆く、弾力性に欠け、割れやすいので、加工は難しい品種です。

脱臭や湿気とり等には、主に下の部分を使用されることが多く、炊飯用や飲料水の水質浄化等には、ミネラルを多く含む竹の上部1/3を使用されることが多いようです。


竹酢液

竹酢液は、竹を炭化する際に窯から吹き出される煙を集めて冷やした液体です。集めたそのままの状態ではタール分を多く含んでいる為、数週間以上の長い時間をかけ静置し、3つの層に分離させタール分を含まない中間層を採取します。 竹酢液は、酢酸が主な成分で独特の匂いがします。酢酸の他にも250種類以上の様々な有機成分が含まれ園芸用の虫除けや、害虫駆除、お風呂の入浴剤として利用されます。

竹酢液は希釈して使用します。原液は酸性が強く、特に肌の弱い方は注意しましょう。製造元によっては製品自体が原液ではない場合もありますので、何パーセント希釈するかは各製品の説明書をよく読んで使用下さい。


竹炭を作る窯の種類

竹炭を焼きあげる窯には、いくつか種類があります。窯の種類や形状によって、出来る製品にも差ができますので、製造メーカーや窯元も色々研究・試行錯誤しているようです。 同じ種類の窯でも、大きさや形状により、品質のばらつきがでることもあります。